2月15日の夢日記

見覚えのある教室で英語の授業を受けている。隣の席には、わたしよりひと回りは年上に見える男性が座っていた。この学校で他の教科を受け持っている先生かもしれないと思える風貌だった。授業が終わってもそのまま席を立たないひとが多かったが、配付されたプリントに動画のURLが記されていたので、それを早速別室で見ようとわたしは立ち上がった。すると、その男性が声をかけてきた。「どこ行くの」「この動画を見るために図書室のパソコンコーナーに…」「真面目でいいねぇ。いいか、これからは若者がしっかり勉強することが大事だ。しっかり勉強して、世の中を見て、この国がこれ以上堕ちないようにするんだ。」先生のような男性の口調は熱く、真剣な目をしていた。わたしは、はぁ、とか言いながら逃げるようにして教室を出て、階段を駆け下りた。

明るい図書室の奥の、光が届かず鬱屈とした空間にパソコンコーナーがある。ここはほとんどパソコン部員たちが占領している。なんだか不気味な雰囲気なので、使えるパソコンがあるかだけ早足でさっと確認した。一台も空いていなかったので、帰ることにした。

 

先週末までNHKプラスで配信されていた「今ここにある危機とぼくの好感度について」というドラマを観た。今日の夢(熱い先生とか薄暗いパソコンコーナーとか)には、このドラマの空気感によく似ていた。